友達や家族の人を見た時にどちらが多いでしょうか?
美容師をしている感覚としては学生を除いて黒髪が3、カラーしている人が7といった割合でしょうか。
肌感なのでなんとなくですが。
黒髪派か明るくする派か何で決めるのか。
黒髪派
黒髪派の人で『何故染めないのか?』と聞くと色々な理由をお聞きします。
- 黒髪が好き
- 地毛が元々茶色から染めなくてもいい
- 染めると伸びてきた所が目立ったから染めない
- 薬剤が合わない
地毛の黒髪と染めた黒髪だとやっぱり違うんですよね。
地毛の黒髪はその人にあった黒になっています。
ナチュラルなというか、少しだけ茶色っぽかったりと髪の細さや長さによって黒髪の色は若干違います。
しかし染めた黒髪はまた違います。元々の明るさにもよるのですが、やたらと黒々してしまいます。
人工的に黒くしているので少し違和感が出てきます。
元の色がかなりのハイトーンだと1週間もすれば色落ちしてきて明るくなってきます。
よく学生さん達が夏休みだけ染めて夏休み終わりに黒くするというパターンがあるのですが、真っ黒にしてしまけばいいのに少しだけ明るさを残そうとしたりします。
そうするとすぐに明るくなってしまい、また染めなければなりません。
更に言うと美容室で染めるとしっかり黒髪になるのですが自分で染めると変にムラになってしまう恐れがあります。
もう一つ付け加えると一度黒染めをしてしまうと、次に明るくする時に明るくならない場合があります。
何度も同じ箇所に黒染めが付いてしまうとより難しくなってしまうのでご注意を。
出来るだけ美容室で染めましょう!
黒髪の良さ
黒髪の良さは派手過ぎず落ち着いた印象がある事です。パーマもあてていなければダメージも少なく、艶のある状態をキープ出来ます。
一昔前の言い方だと“プリンになる”【染めている人が黒髪が伸びてきた状態のこと】という事もなく気にせずいられるのも魅力の一つです。
その人の雰囲気やライフワークによって変わってくるのですが、染めた髪より黒髪が似合う人もいます。
くせ毛の人は縮毛矯正などをしていてカラーもすると傷んでしまうという理由で染めない人もいます。
日本特有の昔からの一般常識で就職活動・実習など『髪色関係ないじゃん』という時には黒髪で臨まなければならないという、よくわからない風習があります。
髪色で仕事が出来る・出来ないを判断するわけではないけど黒髪にしなくてはならないという。
これ今でこそ少し緩くなっていますが昔は真っ黒にしていた気がします。
黒髪=ちゃんとしてる。
みたいなイメージがこびりついてるんでしょうね。
明るくする派
明るくする派の意見としては1番は何でしょうかね?
雰囲気が変わる所が大きいかもしれませんね。
黒髪の時と違い明るくするだけで柔らかな雰囲気だったり、かっこいい雰囲気にもなれるので“変化”が髪を明るくする理由の一つかもしれませんね。
ただ明るくするといっても明るさによって全く雰囲気が変わります。
地毛より少しだけ明るくするのかブリーチで脱色しハイトーンにするのか。
少しだけ明るくする場合多くは『職場で明るく出来ない』『落ち着いた色が好き』など派手過ぎない髪色が好みでしょう。
そんな人達も1度はやってみたいと思うのがハイトーンカラー。
1度ブリーチで脱色し金髪にします。
その上からカラーをすると透明感のある仕上がりになります。
黒髪から明るくするのと、明るい髪を暗くするのでは色の印象がまるで違います。
更に繊細な綺麗に色にしようと思うと2、3回ブリーチを重ねて、明るい髪のベース【白に近いくらい】を作りそこから色をいれると綺麗な色になります。
明るくする派のデメリット
明るくする事によって透明感や柔らかさ可愛さなど見た目で得るものが多いのですが、デメリットも多々あります。
デメリット
- ダメージ
- 色落ち
- 頭皮への負担
カラーをすればダメージをしてしまうのは当たり前ではあるのですが、最近のカラー剤は一昔前に比べて傷みにくいように作られているはずです。
ダメージを修復する為にはご自宅でのシャンプー・トリートメントがとても大切です。安い物が悪い訳ではないのですが、高いやつは良いのが多いです。
自分にあったシャンプー・トリートメントを見つけましょう!
色落ちもカラーのデメリット。
明るくなればなるほど色落ちを感じやすいです。
ただ色落ちも楽しめるようにポジティブに考えるとメリットになりますよ!
カラーをする時に落ちやすい色というのがあります。
青系やピンクなどは、あっという間に色落ちしてしまいます。
『色落ちしたなー』と思いたくない人は出来るだけ自分の元の髪色に近いナチュラルな色を選ぶといいでしょう。
頭皮へのダメージは薬剤を付けるので仕方がない事ではあります。
特にアレルギーがある人はご注意を。カラーを塗った後『ちょっとしみるな』『ピリピリするな』などの症状が出てきた場合、頭皮が乾燥していたり傷がある場合が多いです。
カラーを塗った後、または洗い流した後家に帰ったりした時に“痒み”が出てくるとアレルギーの可能性があります。
カラー剤のアレルギーは『ジアミン』という成分が多いのですが1度病院で調べてもらった方がいいかもしれませんね。
花粉症などと同じように今までなんともなかったのに突然発症する場合もあるのでご注意を。
白髪染めの場合
白髪染めの場合基本的には染めているので明るくはなるのですが、人によっては真っ黒にしたい人もいるみたいです。
白髪がしっかり染まらないと気になってしまうという理由で黒くするパターンもあります。
しかし真っ黒にしてしまうと染めたてはいいのですが、2.3週間と経過し白髪が少し伸びてきただけで気になってしまいます。
これを明るくしていると白髪が少し伸びてきても馴染んで目立ちにくくなります。
白と黒は正反対の色なので目立ってしまうのです。
逆に白に近づけてるくらい明るくしてあげると白髪と同化し目立ちにくくなります。
実際明る過ぎる髪色は仕事柄難しいという人が多いと思います。
程よく明るく、白髪も染まるというのが理想。
ここで問題なのが明るくすると白髪に染まるのかという事。
少し暗めにするとなんとなく染まるのです。
なんとなくですけどね!
この場合発想を変えて『白髪を染める』のではなく『白髪をいかす』というのはいかがでしょうか?
白髪をなんとなく染めて、それを繰り返して明るい色にしていく。
そうする事により様々な色が楽しめますよ。
※白髪の量にもよります。
黒髪か明るい髪か。
好み・年齢・生活スタイルによって分かれますが、どちらも良し悪しがあります。
黒髪の人は気分を変える為に明るく。
逆にずっと明るい人はイメージを変える為に暗く。
髪色で印象はガラッと変わるので楽しいですよね!
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