生え癖とは襟足や前髪などに“つむじ”があったり他の生え方とは違う方向に向かって生えている状態の事。
他の髪の毛達とは違う向きにいってしまい、思い通りにならない生え方をしている事を生え癖といいます。
お客様から『生え癖は直るのか?』と聞かれる事があります。
生え癖には色々な物がありそれによってやりたいスタイルが出来なかったりします。
どんな生え癖があるのか?
- 襟足が上に向かって生えている
- 前髪が分かれやすい生え癖になっている
- つむじが前髪付近にある
- つむじが2つある
- 全ての毛穴が前向きに生えている
・襟足が上に向かって生えている
襟足の生え方は十人十色で同じ生え方をしている人を見た事がありません。
色々な生え方があり多くの人がアルファベットのWのような形をした生え方をしています。
Wの形の下のVの部分が人によって深さが違います。
生え癖がない人の場合Wの部分が他の生え方と同じく下向きに生えていたり、少し横向きに生えています。
しかし襟足に生え癖がある人はWの部分がすべて上に向かってはえているのです。
ミディアムからロングの人は上向きに生えていても長さ・重さで抑えられ気にならないのですがショート・ボブにする場合この生え癖がとても厄介になってきます。
何故かというと上に向かって生えている襟足を短くしてしまうと、そのまま上に向かって髪の毛が立ってしまいます。
そうすると襟足が首にそうようなスタイルが出来なくなってしまうのと、襟足が浮いてしまい可愛くないのです。
ボブの場合も襟足が浮いてしまうと収まりが悪く非常に扱いづらくなります。
実際後ろは自分では見えないので分かりにくいため気付いていない人も多くいます。
では襟足が上に向かって生えている人はショートやボブに出来ないのかと言われるとそうではありません。
ある程度の長さ・重ささえあれば気にならなくなるので短くする事は可能です。
短くしたい人には難しいのですが、生え癖と上手く付き合いながら素敵なスタイルを見つけしょう!
・前髪が分かれやすい生え癖になっている
前髪の生え方が分かれやすい人も多くいます。
生え癖というのは生まれもった物というか変える事は出来ません。
真ん中で分かれやすかったり、前髪が上に向かって生えていると前髪を作る事すら難しくなってきます。
おでこが狭い人だと前髪を作るとどうしても他の人よりも短くなってしまいます。
生え癖というのは長さや重さがある方がその生え癖が出にくいです。
それを踏まえて考えてみると、おでこが狭くて前髪薄めとかにしてしまうと前髪が短くて軽いという風になり分かれやすくなったり前に浮やすくなってしまう恐れがあります。
かといって重めの前髪にすると今っぽくないというか、重くて短くなってしまう前髪だと好みではないというのもよくお聞きします。
最近はInstagramなどで根元の生え癖を矯正するみたいな動画が上がってきます。
どの程度まで出来るかはわかりませんが試しにやってみてもいいかもしれませんね。
なんの保証もないですが、、、
前髪が分かれやすい人は分けるのが1番良いと思います。
前髪作りたい気持ちは解るのですが変になるくらいなら作らない方がいいのかなと思います。
・つむじが前髪付近にある
・つむじが2つある
つむじの場所と数問題です。
だいたいの人が頭頂部少し後ろ辺りにあります。
稀に前髪のところにあったり、襟足付近にあったりします。
中には頭のてっぺん辺りに2つあるような人もいます。
そもそもつむじって何?なんであるのか?
つむじは渦を巻くように生えているのですが、髪の毛自体も斜めに生えるような性質があるので自然とその流れで渦を巻くようなつむじが出来ているようです。
台風の目みたいですよね。
つむじの位置や数は遺伝が大きいようですが、確実には証明されていないみたいです。
もっと他に研究しないといけない事ありますしね。
つむじにそこまでお金かけられないですよね。
つむじの位置や数は変える事は出来ません。
持って生まれた部分が多いのでどうする事も出来ません。
上手く付き合っていくしかないですね。
・すべての毛穴が前向きに生えている
こういったパターンも少しあります。
ややこしく書いていますが、要は髪の毛が全部前にいってしまう人です。
サイドの毛も全て前にいってしまうパターンです。
こういった生え方の人はミディアム〜ロングの人は問題ないのですが、短めのボブやショートにすると浮いてしまう恐れがあります。
浮くというのは表現が難しいのですが、ストンと下に降りてくれないのです。
変な空間が根元から毛先にかけて出来てしまうのです。
そうなると横にボリュームが出てしまいシルエットが作りにくくなってしまいます。
更に前向きに生えているのでトップもボリュームが出にくく、横にボリュームがある分余計にトップがペタッとして見えてしまいます。
くせ毛の人の場合前向きに生えていると根元がペタッとなりやすいため毛先が跳ねやすくなってしまいます。
髪の毛というのは根元の乾かし方が非常に大切なのです。
根元は起こして乾かしてあげましょう!
『根元起こして乾かしたら変な所にボリュームでてしまう』
というのを心配しますが大丈夫です。
とりあえず全体的に根元を起こして乾かしたら、恐らくだいたいの人がまとまりやすくなると言われています。
逆に跳ねさせたい人は根元を起こして乾かした後に押さえて乾かして下さい。
先程言ったように根元がペタッとした状態だと跳ねてしまいます。
それをスタイリングでやるのです。
内巻きに収めたいなら根元を起こして、外はねにしたいなら最後に押さえて乾かす。
乾かし方ってかなり重要なんですよ。
少し話しがズレましたが、毛穴が前向きに生えている人はドライヤーの乾かし方を気をつけましょう!
それかある程度の長さを置いておくかです。
番外編 右側だけはねやすい
『右側だけどうしてもはねる』というお悩みをよくお聞きします。
くせ毛じゃなくてもはねてきやすいのです。
それは“つむじ”の生え方が原因になっている可能性があります。
個人差があるのですが多くの人がつむじの向きが時計回りです。
つむじが時計回りという事は髪の毛の生え方も時計回りになっています。
人によっては一部だけ生え方ぎ変わっている人もいます。
あたまの頭頂部から見た時に時計回りだと徐々に右回りに生えているという事です。
そうすると左側はそのまま収まるのですが右側が後ろにいこうとして根元を押さえてはねやすくなってしまうのです。
先程は書いたように根元がペタッとなってしまうとはねます。
それが生え方で自然となってしまっているという子なのです。
恐らく。
毛流れが原因ではねるのであればドライヤーの乾かし方でなんとでもなるのですが、原因がカットのやり方ではねてしまっている場合どうしようもないですけどね。
上手に切ってもらって下さい!
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