ピンクムラサキ
肌の血色を良く見せてくれるピンク系のカラー。
色白の人がピンク系のカラーをすると、より顔色を良くしてくれます。
紫をプラスする事によってツヤと適度なくすみがプラスされて深みのあるピンクに。
ピンクカラー良さ
比較的どんな方にも似合うピンクカラー。
どの世代の方にも似合うというのが1番の魅力。
どの世代も似合う色味もなかなか珍しいですね。
先程も書いた通り顔色を良く見せてくれますし、透明感も抜群です。
年齢を重ねていくと顔がくすんできます。
そんな時にピンクカラーをするだけで顔色が少し明るく見え印象が変わってきます。
逆にくすみのあるアッシュ系の色味を入れてしまうと、より顔色がくすんでしまうのでご注意を。
次はムラサキの役割。
いい仕事するんです。
何故ムラサキの色味が良いのか?
個人的に思う事はムラサキ単品で染めるよりもピンクなどと合わせて使ってあげた方が仕上がりが綺麗です。
理由としては光の当たり方や色の明るさにもよりますが、染めたい色味の良さを引き立ててくれるからです。
例えば黒髪・7〜9トーンくらいの明るさの髪から染める時にピンクだけで染めると、まぁ綺麗なピンクです。
ですがどうしてもブラウンが前に出てきます。
※これは一概に全員とは言えません。
中には綺麗にピンクになる人もいます。
しかしだいたいの方はブラウンベースにピンクがあるイメージ。
これにムラサキをプラスするだけで、ピンクを引き立ててブラウンを抑える感じ。
抑えるというよりはピンクに馴染むようなブラウンになる。といったイメージです。
色の中性みたい感じです。
野球でいうと中継ぎのピッチャーみたいな感じです。
上手く繋いでくれるのでかなり重宝している色味です
。ラベンダーなんかもそうですね!
適度にくすみもあって適度に主張してくる色味。
ラベンダーはサッカーでいうと攻撃的なボランチってイメージ。
ややこしいですね!
野球やサッカーで例えると。
やめときます。
このムラサキやラベンダーが加わるだけで繋げてくれるのとプラス色味に深みを出してくれます。
特に光に当たると角度によってムラサキが出てきたりして綺麗なんですよ!
ピンク系のカラーをされる方はちょっとムラサキを合わせてみても良いかもしれませんね!
※あくまで個人的な感想です。
次にムラサキは補色としても利用されます。
本当に万能な色です。
補色とは?
そもそも補色とは何か?
簡単に説明すると反対の色の事!
反対の色って言うと語弊がありますね。
すべての色にはそれを打ち消す為の色があります。
服のコーデとかで考えると分かりやすいですね!
「なんかこの色の組み合わせ似合わないな」って思う事ありませんか?
それはおそらく選んだ服の色同士が遠いからだと思われます。
色の円グラフがあるんですけど、よかったらGoogleで調べてみて下さい!
近ければ近いほど馴染んで違和感がなくなります。
逆に目だ立たせる場合は反対色を選んでもいいかもしれませんね!
看板なんかはまさにそおですね!
目立ってなんぼの看板ですから、遠い色同士を選んでいる場合が多いですよ!
話し逸れましたね、
ヘアカラーに戻します。
それぞれに補色を入れると茶色になります【絵の具とかで実験するとわかりやすいです】
- 赤だと緑
- 青だとオレンジ
- 黄色だとムラサキ
他にも細かく言い出すとキリが無いのでこんなもんで。
この上の写真で説明すると、ブリーチをした後は黄色くなっています。
黄色の補色はムラサキですよね。
黄色を打ち消すためにムラサキを入れてピンクオレンジの色味が綺麗に出るようにしているんです。
全頭ブリーチした後に色を入れると綺麗ですよね!
透明感が違います。
実際写真で見るのと肉眼で見るのは違いますが、光の当たり方によってはムラサキっぽく見える時もあります。
これからの季節ピンクカラーに挑戦してみては?
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