『クセ毛が強くて短くしたいけど、短くできない』そういったお悩みでショートにできない人が多いと思います。
なぜ癖が強いとショートに出来ないのか。
※出来ないというよりもしない方が良いという意味です。
それは癖の種類によって短くすると膨らんでしまう恐れがあるからです。
ではなぜ膨らんでしまうのか。
今回はくせ毛の人がショートにすると膨らんでしまう理由をお伝えしたいと思います。
目次
くせ毛の種類
波状毛【はじょうもう】
日本人だけではなくアジア人に最も多いくせ毛の種類。
波のようにS字ににうねっており湿度が高いと膨らみやすい髪質の1つです。
乾いているときはストレートでも水に濡らすとうねってしまうような人は、波状毛のパターンが多いです。
また部分部分によって直毛のところもあれば波状毛のくせ毛のところもあるなど箇所によって違うパターンもあります。
捻転毛【ねんてんもう】
髪の毛がらせん状なっているくせ毛の種類。
らせん階段のようにねじれているようなイメージです。
1本1本がらせん状にうねっているため、手触りがざらざらして感じる場合もあります。
このくせ毛の場合、水分保持が弱いため乾燥しやすくパサパサして見えてしまう傾向があります。
くせ毛の方全般に髪の毛が水分保持が弱い場合があるので、全体的にパサパサして見えるのですが、特にという意味です。
特徴としては乾かすと髪の毛が爆発したような感じになるのですが、濡れると落ち着いているような感じ。
縮毛【しゅくもう】
漢字の通り縮れた毛の事。
根元からうねっているので、スタイリングが非常に難しい髪質です。
日本人にはあまり多く見られないのですが、黒色人種に多い髪質です。
自分でまっすぐストレートにすると言うのは非常に難しく、縮毛矯正などをしてまっすぐ伸ばさないとスタイリングはしにくいです。
水分保持をしにくいため、パサパサして見えがちです。
連珠毛【れんじゅもう】
髪の毛一本がボコボコしている。
大きいボコボコや小さいボコボコが混ざり合っているい状態。
手で触ったときにボコボコとしているので、非常に艶が出にくく切れやすい髪質でもあります。
日本人には少なく連珠毛の方は稀です。
膨らんでしまう原因
くせ毛には上にあげたような4つの種類があり、それらが混ざり合った髪質の方もいます。
いろいろなくせ毛が混ざり合い、場所によっても膨らむ原因になったりもします。
特に膨らむ場所として1番多いのはロングの場合は毛先。
ショートの場合は頭の“ハチ”と言われる頭の中で1番出っ張った部分の所。
このハチの部分が広がることによって頭が大きく見えてしまい、スタイリングがうまくいかないのです。
くせ毛は髪の箇所によって違い人によってもまるで違うので、一概には言えないのですが広がりやすい髪質の人やクセが強くても広がったりしない人もいます。
膨らむ・広がるなどといったくせ毛の特徴として、1番の対処法は、髪の毛自体に水分を含ませるということ。
水分を含ませると『うねる』と思われるのですがうねるからといって膨らむ・広がるとはまた違うのです。
髪の毛、特に毛先に水分量が少なくなるとどうしてもぱさつきが出てしまいます。
そのパサついた髪の毛1本1本が折り重なって膨らんでくるのです。
対処法はあるのか?
くせ毛で膨らんでしまいどうすることもできないと言う悩みを多くお聞きします。
よくお客様から『癖毛を広がなくなる方法があるのか?』と聞かれます。
結論から言うと対処法はあります。
何かしらの対処法は必ずあります。
ただ人によって癖の強さや髪の状態が違うため一概に『コレ!』と言うものはありません。
その人のくせ毛の場所・ダメージ具合によって対処法が変わるので難しいところではあります。
クセが強いからといって、縮毛矯正などを必ずしなくてはならないということでもありません。
スタイリングとして活かせる癖毛もあるし、逆にパーマをかけて防ぐよりも強いウェーブを作りウェーブスタイルとしてスタイリングすることも可能です。
くせ毛というのはまっすぐ伸ばすことだけが正解ではなく、活かすということも可能なので対処法は無限にあります。
短くすると癖が出る人も髪の毛を伸ばすとクセが伸びてストレートっぽくなる人もいます。
むしろ耳が出る位短くすると意外といい感じになったりするくせ毛もあるのです。
正解はありませんが対象はいろいろあるので思い切って切ってみるのもいいかもしれません。
おしまい。
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