よくお客様から『くせ毛が強いから短く出来ない』『くせ毛だから美容師さんに切らない方がいいと言われた』などくせ毛が原因でショートヘアにしたくても出来ないというお悩みを聞きます。
実際くせ毛の人はショートヘアに出来るかどうかですが、これは難しい問題なんですよね。
どのようなくせ毛でどんなスタイルにしたいのか?
更に言うと毎日スタイリングするかどうか?
この2つがショートヘアに出来るか・出来ないかが決まってきます。
縮毛矯正などをすると真っ直ぐになりくせ毛関係なく短くする事は可能なのですが、お客様から『出来れば縮毛矯正をやめたい』というのをよくお聞きします。
年齢を重ねると髪の毛も細くなりボリュームが出にくくなってきたり、白髪がでてきます。
白髪染めを定期的にする事を優先的に考えると縮毛矯正をやめたいと。
両方するとどうしてもダメージが残ってしまうのと、金銭的にも負担が多くなってしまいます。
そういった縮毛矯正をやめて『地毛でいきたい』という思いをもった人は多いはずです。
なので今回は縮毛矯正なしで考えていきたいと思います。
どの程度のくせ毛なのか?
くせ毛の種類やどの程度のくせ毛かによって短く出来る場合と出来ない場合があります。
くせ毛には何個か種類があります。ウェーブのようなくせ毛。チリチリとしたくせ毛。
螺旋状になったくせ毛。このようなくせ毛が色々混ざり合い広がったり、うねったりします。
自分がどのタイプになるのか。あるいは色んなくせ毛が混ざり合っているパターンもあります。
更にいうとくせ毛も人によって弱い・強いとあるので一概に皆同じく短く出来るとは言えません。
髪の量によっても変わってきますしね。
くせ毛の人が短くして1番心配な事は【短くしてまとまるのか】という事。
短くした後爆発してしまうとどうしようもないですからね。
しっかりと自分のくせ毛を理解しましょう。
どんなくせ毛が短く出来るのか?
先に語弊がないようにお伝えしておきます。
大前提にどんなくせ毛の人でも短くする事は出来るんですけどね。
ただ日々のスタイリングが大変になるのでやらない方がいいのでは?
という意味で短くしない方がいいって事です。
うねりが強い人・螺旋状のくせ毛の人は短くするとしたら、そのうねりを活かすようにスタイリングする事をおすすめします。
パーマをあてたような雰囲気でスタイリング出来るとおしゃれです。
ただパーマをあてたようなくせ毛の場合のみになってくるので難しい場合もあります。
左右均等なくせ毛の人はなかなかいないのでスタイリングが難しいのです。
『右は強いけど左は弱い』みたいに。
スタイリング剤などを使ってうまくスタイリング出来ればめちゃくちゃ良い感じになると思います。
くせ毛の感じにもよりますがボブでウェーブっぽい雰囲気や、ハンサムショートでウェーブを活かすように出来れば理想です。
でもまぁ実際難しかったりするのでその場合はウェーブを均等にする為にパーマをあてるのも一つの方法かもしれません。
次にチリつきがあるようなくせ毛の人。
チリつきがあるくせ毛の人は短くするとどうしても広がってしまいます。
特に中途半端なショートやボブにしてしまうと尚更広がりやすくなってしまう恐れがあります。
このようなくせ毛の人は思い切ってベリーショートにしてしまうと意外と良い感じになるかもしれません。
メンズのようにかなり短くしてしまえば広がりようがないですからね。
耳がでるくらい短くすれば頭を洗うのも楽だし乾かすのも早いです。
ただなかなかベリーショートにするのは勇気のいる事です。
『どうしても短くしたい』『縮毛矯正はやりたくない』って人は挑戦してみる価値は充分あります。
私のお客様でもチリつきがある人がいてベリーショートにしました。
結果大満足で『もっと若い時からしとけばよかった』というくらい満足して頂いてます。
どれくらいの周期でカットするのか?
ショートにするとカットの周期は早まります。
ロングの時と違い1㎝伸びただけでもシルエットが崩れすごい伸びた感を感じるでしょう。
くせ毛の人は尚更それを感じます。
まとまりが悪くなったり、変に一部だけ重たく見えたりとくせ毛ショートはシルエットがより崩れやすいです。
長ければくくるという選択肢になるのですがショートだとそうはいきません。
形が崩れたショートはスタイリングもやりにくくなるし、何故か上手くいかなくなってきます。
常に綺麗をキープしようと思うとベストは1ヶ月に1度カットする事をおすすめします。
長くても5週間くらいですかね。
恐らくその辺りでスタイリングがやりにくくなってくると思います。
月に1度カットを目安に。
年齢による髪の毛の劣化
髪の毛を短くするタイミングの1つであるのが“髪のエイジング現象”言いかえれば加齢による髪の変化です。
わかりやすい所でいうと白髪。
1番わかりやすく『歳とったな』と感じる所だと思います。
ストレスなどによる一時的な白髪もありますが、だいたい加齢によるものがほとんどです。
その加齢による髪の変化で『昔よりくせ毛になった』という事も起きてきます。
これは何故かというと髪の毛が細くなり本来持っていたくせ毛が出てきたというパターンです。
そうではないパターンもありホルモンバランスの変化によって起こる事もあるのですが、ある程度の年齢でくせ毛になってきたと感じた場合加齢による事が多いです。
髪の毛が細くなり、トップにボリュームがでにくくなり短くする人も多いです。
このくせ毛が出てきたタイミングで短くする人はくせ毛に慣れてないのでスタイリングが苦手という人もよくお聞きします。
結論
くせ毛を活かせそうな人は短くし、難しそうならベリーショート。
※個人的な考えです。
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