バイオレットカラーってどんな色？
バイオレットと聞くと『え？紫色になるの？』『なんか想像出来ない』お客様からするとイマイチ想像しにくい色味です。
実際は通常染めるとブラウンをベースとした色にバイオレット感があるようなイメージ。
そもそも黒髪から髪を染めると何色を使っていてもブラウンがベースとなります。
最近のカラー剤はそこまでブラウン感は薄くなってきているのですが、あくまでベースはブラウンです。
ブリーチ毛や元々明るい髪の人などはブラウン感は少なく綺麗なバイオレットカラーになりやすいです。
カラーの色味で“パープルカラー”と“バイオレットカラー”と聞いた事があると思うのですが何の違いかご存じですか？
パープル・バイオレットの違い
パープル・バイオレット２つ共よく聞くカラーの色だと思うのですが、この２つにはそれぞれ違いがあります。
パープル
パープルはバイオレット同様に紫ですが、どちらかというと少し赤みのある紫。
パーソナルカラーでいうと“イエローベース”の方に似合う紫です。
パーソナルカラー診断というのがあり“イエローベース”“ブルーベース”と分かれています。
大きく分けてイエローベースは暖色系。
ブルーベースは寒色系。
更に細かく分けるとイエローベースの春／夏、イエローベースの秋／冬などより細かく分類されます。
自分がどちらか調べてみて下さい！
バイオレット
バイオレットは青っぽい紫。
深みのある色になっているのでブルーベースの人にぴったりの色になっています。
パープルと比べるとパッと見そんなに変わりは無く見えるのですが、光の当たり方やライトの加減によっては見え方が変わってきます。
ブリーチなしでも出来るのか？
もちろんブリーチなしでもバイオレットにする事は可能です！
黒髪からバイオレットにした場合ブラウンベースのバイオレットになります。
ブラウンベースというのは髪の毛を明るくする時にどうしてもブラウンに寄ってしまいます。
ブリーチ毛の様な明るい色に色味を入れるとダイレクトに色が出るのですが、黒髪スタートで明るくしようと思うとバイオレット！って感じの色は難しいです。
ブリーチではなく普通のカラーで明るくなっている人はバイオレット感が出やすいです。
綺麗にバイオレットを出そうと思うと元々の色が明るい方が綺麗に色がでます。
暗めのバイオレット
先程書いたようにブリーチをした方が綺麗な色味が出やすいのですが、実際お客様のほとんどがブリーチはしません。
何故ならダメージを避けたいからです。
だいたいは黒髪・茶色の方がほとんどです。暗めの髪色にしようと思うと透明感が大切になってきます。
透明感とは光に透かせた時の髪の色になります。
それがあればあるほどより綺麗なカラーとなります。
暗めの色を選ぶ時選びがちなのが寒色系の色味。
アッシュ・グレー・グリーンなどの“くすみ”のある色味。
これらは人気の色でお客様からのオーダーも多いです。
ただ暗めにしようと思うと『思ったより暗かった』などの声もよく聞きます。
寒色系の色は綺麗ですが、暗めになりやすいのでご注意を。
その点バイオレットカラーは暗めだけど、程よい上品な色味になります。
おすすめは毎回違う色にするのではなく、少し短めのスパンで3、4回同じバイオレットで染めて見て下さい。
どのカラー剤も何回も繰り返すと綺麗になるのですが、バイオレットは重ねれば重ねる程深みのある色味になっていきますよ！
この冬『何色にしようか？』と悩んでいるそこのあなた！是非一度チャレンジしてみては？
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