乾燥しやすい髪の毛

冬になってくると部屋の中、外出先で行ったショッピングモールなど室内に入ったときに暖房によって空気が乾燥していることが多いと思います。

空気が乾燥していると肌・髪の毛ともに乾燥してきます。

肌の場合、乾燥すると肌表面がガサガサになりひどい人だと白い粉を拭くような状態になったりもします。

髪の毛も肌同様に乾燥しやすい部分です。

髪の毛が乾燥することによって静電気を発生させたり、乾燥によりくせ毛の人は髪の毛が膨らんだりする場合もあります。

いかに乾燥が悪いかと言うことを今回ご紹介していきたいと思います。

乾燥によって起こる事

  • 静電気
  • 広がり
  • まとまりが悪い
  • パサパサしてくる

髪の毛が乾燥してくると上のような事例が生じてきます。

乾燥によって起こる髪の毛の静電気は服を着た瞬間だったりによく起こることがあります。

静電気が発生すると髪の毛が広がり、まとまりが悪い状態になります。

そうなると朝はきれいにスタイリングできていても、昼ぐらいになると乾燥で髪の毛が広がり、まとまりの良かった状態からバサバサっとした雰囲気になります。

特に直毛の人などは静電気をかなり受けます。

空気が乾燥していると髪の毛の水分まで自然と飛んでしまい乾燥すると言うことです。

それを起こさせないために特にロングの人などは髪の毛にしっかりと水分補給をしてあげなければなりません。

水分補給と言うのは水を濡らすということではなく髪の毛1本1本から水分が逃げないようにオイルやクリームなどを使いしっかりとコーティングしてあげることが重要になります。

しっかりコーティングできていれば、時間が経ってもバサバサになる事はなく、まとまりやすい状態になります。

最近ではちょっとお高めの“くし”などが出ており『サラサラになる・まとまりやすい』など3000円〜5000円で販売している高級な“くし”もあります。

実際私自身も購入してみて使っているのですがいい感じです。

多分。

くせ毛の人には良い季節

髪の毛が乾燥しやすい季節になってくるとくせ毛の人にとっては良い季節です。

くせ毛の人は湿気に弱いため水分量が少ない。

空気はとても過ごしやすい。

ノンストレスな季節なのです。

湿気の多い暑い季節はきれいにまとめていても、時間が経つと自分の汗やじめっとした空気感によってきれいにブローしていても癖がすぐに出てきてしまいます。

空気が乾燥している方がまとまりやすかったり、くせ毛が出にくい状態になるので、クセが強い人は乾燥している方が良いと言うのをよくお聞きします。

正確に言うと良いと言うわけではないのですが、湿気が多い時期に比べると過ごしやすいということです。

決してくせ毛がサラサラになりまっすぐになると言うことではなく、扱いやすくなって過ごしやすいということです。

ただくせ毛の人も乾燥によって髪の毛がモアモアとしてくる場合もあります。

癖毛の人が広がってくると収集がつかないような状態になってしまいます。

強さにもよるのですが冬場の乾燥した状態のくせ毛の人はスタイリング剤は必須だと思います。

パーマを生かすようなスタイリングをしたり、少しでもお眠りが出ないようにブローして、毛先にオイルなどをつけてまとまりやすい状態にするなど何もつけてない状態じゃなくて、何かをつけてこれも直毛の人と同じように1本1本をコーティングしてあげることが大事です。

ダメージ毛

直毛・くせ毛関係なく1回も染めたりパーマをしたことがない黒髪と、染めたりパーマをしたりブリーチなどをしているダメージ毛の2つを比べると、ダメージ毛の方が乾燥しやすいと言われています。

髪の毛はダメージを負うと髪の毛の表面がひび割れたような状態になったり、めくれたような状態になったりしています。

その状態に乾燥した空気が拍車をかけパサパサとした手触りになってしまいます。

さらにただでさえ水分量がなくなっているダメージ毛に乾燥が加わることによってより毛先に水分がなくなり、もともとなかったようなうねりなどが起こる可能性があります。

しっかりダメージ毛はケアしましょう。

対策

その乾燥した空気によって静電気・広がりなどの状態をどのようにして乗り越えるかが大切になってきます。

まず1つ目の対策としてシャンプー・トリートメントなど、普段使用しているものの見直しからしてみてもいいのかもしれません。

一年中同じものを使うのではなく、夏用冬用と分けるのも1つの対策です。

特に乾燥しやすい冬の季節はしっとりタイプのシャンプーとトリートメントを使用し、夏はサラサラタイプのものを使うと良いかもしれません。

人によって髪質が違うので難しいとこではあるのですがそれも大切です。

特にシャンプーが大切です。

髪の毛のことなのでトリートメントに気を使いがちですが、意外とシャンプーの方が大切なのです。

シャンプーは頭皮を洗うのと髪の毛を洗うのと両方をするのですが、しっとりタイプを使うことによって髪の毛に油分やコーティングを施してくれるのでシャンプー選びはとても大切になってきます。

トリートメントはそのひび割れた髪の毛や逆剥けみたいになった部分を補修するような役割があるのでトリートメントも大切なのです。

ただトリートメントは補修ということなので補うだけなのです。

髪の毛自体を再生する役割は無いのです。

なので数回洗い流すと補修された部分は流れ落ち元の状態に戻ってしまうのです。

豆にトリートメントをしなければ、結局手触りの悪いパサパサっとした髪の毛になってしまうので、まめにトリートメントをするようにしましょう。

次に乾かす前につける。洗い流さないトリートメントと言うのも大事になってきます。

洗い流さないトリートメントと言うのはアウトバスと言われるアフタートリートメントのようなものです。

大体オイルタイプとミルクタイプに分かれています。

オイルタイプの特徴はダメージを補修したり、さらさらとしたような手触りを。

ミルクタイプは同じくダメージを補修ししっとりとした状態にしてくれます。

ミルクタイプの方が水分量が多いので、めちゃめちゃ乾燥しやすい人にはミルクタイプがオススメです。

逆に夏にミルクタイプを使うとべっとりしてしまい、洗ってない人みたいな感じになるパターンもあるのでご注意ください。

乾燥した状態と言うのは避けられないと思うのですが、対策はできると思うのでわからない人などは担当の美容師さんに相談してみても良いのではないでしょうか。

おしまい。

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