白髪へおしゃれ染め
ある一定の年齢になると出てくる白髪。
黒髪の中に数本あると目立ちますよね。
どのタイミングで白髪染めをするのか迷うという声をよくお聞きします。
ただこの大丈夫というのは、白髪がおしゃれ染めで染まるわけではなく、ベースの色を明るくする事によって白髪との明暗の差を近づけて目立たなくさせるという事です。
具体的に説明すると、黒の中に白があると目立ちますが、茶色の中にある白だと目立ちにくくなります。
おしゃれ染めだと白髪にしっかりと色が入りにくいので、白髪を染めるというよりも全体のベースのトーンを上げて目立ちにくくする。
という事になります!
白髪のパーセンテージ
白髪の本数が多くなってくると、白髪染めをしなくてはいけない。
と思っている方も多いと思いますが、おしゃれ染めでも対応出来ます。
ただメリット・デメリットはあります。
白髪のパーセンテージにもよりますが、白髪10、20、30%くらいだと、おしゃれ染めをしても白髪は目立ちにくくなりますが、40%を超えると仕上がった時に少し白髪が目立つ可能性があります。
ただ最近の薬剤だとしっかりと色味の濃いおしゃれ染めなどもありますので、やりたい明るさ・色味によって全員が全員40%を超えると白髪が染まりにくいとはいえません。
私の感覚では白髪率40%を超えると白髪が少し目立ってくると思います。
白髪が多い箇所・かたまってある白髪などによって仕上がりが違うので、全員同じとはいえません。
個人差があります。
デメリット
白髪が40%以上だとおしゃれ染めは出来ないのか?といわれると、そうではありません。
全頭白髪でもおしゃれ染めは可能です。
先程も言いましたが、メリット・デメリットがありますので、しっかりと理解して頂ければおしゃれ染めでも大丈夫です。
・色の退色が早い
この染まりが悪い部分も全体の明るさ・色味によっては気にならない可能性もあります。
カラー剤はトーンが低いと色味が濃くなり、トーンが上がるほど色味が薄くなります。
ちなみに8・9トーンくらいが明るさと色味が、ちょうど真ん中くらいです。
メリット
メリットの方が多いと私は思います。
・なりたかった色になれる
・カラーをするのが楽しくなります
なぜなら白髪染めだと色の明るさ、色味などの幅が決まってきます。
ですが、おしゃれ染めだと明るさ・色味の幅がぐんと上がります。
なりたかった色になる事はとてもハッピーな事ですよね!
白髪が出てきて
と思うよりも
楽しみ!
と思う方がカラーをするのが楽しくなります。
白髪だからといって、すぐに白髪染めをするのではなくおしゃれ染めでカラーを楽しみましょう!
白髪染め
ただ仕事柄色を明るくできない、しっかり白髪を染めたい方には白髪染めをおすすめします。
確実に白髪に色が入り、ノンストレスで過ごせます。
初めてカラーをされる方は、アレルギーチェックとしてパッチテストをさせて頂きます。
アレルギーがあり、カラーをする事が出来ないという方にはマニキュアをおすすめします。
マニキュアは黒髪には色は入りませんが、白髪には色が入ります。
マニキュアを塗布する時は根元を5ミリ〜1センチ空けて塗っていくので、根元に薬剤は付きません。
(ウチの店では、さらに地肌に保護スプレーを塗ってガードします)
なので少し白髪が出てきて気になるけど、染めるとアレルギー反応がでてしまう。
という方はマニキュアをすると白髪へのストレスが軽減します。
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このブログを書いている美容師の自己紹介です。