仕上げで付けるスタイリング剤はワックス・ムース・バーム・クリームと色々ありますが、スタイリング剤とはちょっと違うヘアオイル。
何の為に、どのタイミングで付けるのか?
知ってるようで知らない人も多いと思います。
どんな髪型にどれくらいの量でなど意外とわからない事がありませんか?
『ベタベタするからスタイリング剤は苦手、でもオイルなら少しなら大丈夫』
というお客様もいます。
今回はヘアオイルの付け方や何故付けるかなど書いていこうと思います。
ヘアオイルとは?
そもそもヘアオイルとは何か?
名前の通り“油”です。
髪の毛に水分や油分を補い保つ効果があります。
髪の毛にまとまりが欲しい時や乾燥をケアしてくれる働きのあるヘアオイル。
ヘアオイルには3つ種類があります。
①濡れた髪②乾いた髪③両方とも。
③があればいいと思われるのですが、オイルにも色んな種類があり髪の状態によっても使い分けた方がいい場合があります。
①②とどちらかに特化しているヘアオイルの方が良い気もします。
①濡れている髪に付けるヘアオイル
①の場合『洗い流さないトリートメント』と表現される事が多いと思います。
髪の毛を洗ってタオルで拭いて、ドライヤーで乾かす直前に付けるというオイル。
この場合よく水と油でケンカするのではないかと思われますが、そこはメーカーさんが上手いことやってくれているので大丈夫でしょう!
髪の毛が濡れている方が全体に行き渡りやすく、髪の毛に浸透させるというよりも髪の内部に水分を閉じ込め髪の毛一本一本に膜を張りコーティングするイメージ。
ドライヤーの熱風からも守ってくれる働きもあります。
②乾いた髪に付けるヘアオイル
乾いた髪に付ける場合感覚的にスタイリング剤に近いイメージです。
『毛先がパサパサする』『まとまりが悪い』など乾燥している状態に付けてあげるのが良いでしょう!
お客様からよく付け方がわからないと言われます。
長さによって付け方が若干変わるのですが、基本的には毛先を中心に付けてあげると良いでしょう!
毛先のパサパサした所を手ぐしでなんどかといてあげるとオイルが浸透していきます。
③両方とも付けれるヘアオイル
濡れた髪にも乾いた髪にも両方とも付けれます。
というオイルも多く売られています。
むしろ2回付けるという人もいます。
効果は①②と同じですが、どちらかに特化している方がより良い効果を発揮してくれると思います。
付け方
先程も書いたように乾いた髪に付ける場合スタイリング剤感覚で付けるとオイルの効果を実感します。
1番は保湿というのが大きいのです。
よくスタイル写真などで“濡れ髪風”というフレーズを聞いた事があると思います。
これはオイルで濡れ感を出す事が多いです。
濡れ髪風スタイリングはとても可愛いのですが、一歩間違えると髪の毛洗ってない人っぽくなるのでご注意を。
パジャマで濡れ髪風スタイリングにしてしまうと3日くらいお風呂入ってない人風スタイリングになってしまいます。
ノーメイクで眉毛なしだと、疲れきってストレスで皮脂出まくっている人風になってしまいます。
気をつけましょう!
ロングの方だと巻き髪にした後オイルを付けると束間がでて巻いたカールに艶と立体感が生まれ可愛さ倍増です。
濡れた髪に洗い長さないトリートメント付ける場合は根元は出来るだけ付けないようにしましょう。
根元に付いたまま乾かしてしまうと、上手く乾かずにぺたっとなってしまう恐れがあります。
中間から毛先にかけて薄く付けて乾かしてあげるとサラサラとした仕上がりになります。
ヘアオイルどれがいいのか?
ドラッグストアなどにも山ほどヘアオイルがあります。
実際に使ってみないと自分の髪質に合うかどうかはわかりません。
成分を調べていくか口コミ・レビューを信じるか、友達などのおすすめを使うか。
家族の方が使っているから使うというパターンも多いのですが、意外と合ってない事が多く髪の毛トラブルの原因になります。
母と娘髪質が似ているからといって同じ物を使ってしまうとベタつきや、逆に毛先がパサつくとい事もお聞きします。
例えば同じような髪質でも白髪染めをした乾燥している母、母と同じ髪質だが乾燥していない。
という年齢により髪の毛の水分量の違いによって同じオイルを付けてしまうと、自分に合ってないと思います。
母が付ける乾燥毛用のしっとりタイプのオイルを娘が使ってしまうとベタベタになる恐れがあります。
当然娘は乾燥していないからそういった事が起こってしまいます。
特に乾燥毛でもない娘が使うサラサラタイプの軽い仕上がりオイルを母が付けた場合特に変化なし・時間が経つと余計にパサつきが出てきたという事が起こりえます。
家族で使えるのは嬉しいのですが、自分の髪質に合っていないオイルを付けてしまうと余計に髪の毛トラブルが起こってしまうのでオイル選びは慎重にして下さい。
わからない場合は担当の美容師さんに聞いてみるなり、お金がかかるのですが根気強く色々試してみるのもひとつです。
美容師さんに聞くとお店で扱っているドラッグストアに売ってない良いやつを紹介してくれると思います。
ヘアオイル選びは慎重に。
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